目的

依然として全世界に猛威を振るう新型コロナ感染症。人々の動き、経済の動きを止め世界各国でその影響がでております。今回は今一度新型コロナ感染症についての正しい知識と、予防対策、身近な人が感染した場合の関わり方等を多様な側面でお伝えいたします。 新型コロナ感染症にかかっていない方も、かかった方も安心して過ごせる地域づくりの為正しい知識を広げるためのキャンペーンです。

キャンペーン期間

2021年05月28日 ~ 2021年06月30日

記事作成ご協力者

新型コロナウイルス感染症とは改めてどのような病気でしょうか

2019年12月に中国の武漢で発生した、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が昨年は、またたくまに日本を含めた世界中に感染が拡大し、いくつかの波を繰り返しながら、現在もまだ感染が続いています。100年に一度ともいわれる大きな災害級の感染となっておることは皆様もよくご存じのことと思います。

一般に、ウイルスは感染する動物を選ぶことが多く、人に感染するものと他の動物に感染するものが異なります。コロナウイルスも同様で、これまで人に感染するタイプのコロナウイルスは、その遺伝子配列の違いから6種類知られていました。このうちの4種類は一般の風邪の原因の10-15%を占めるもので、多くは咳がでたり喉が痛かったりしたあとに軽症で終わります。残りの2種類は2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」と2012年以降主に中東で発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」の原因ウイルスです。新型コロナウイルスは、これら6種類とは異なる遺伝子配列をもった新しいコロナウイルスです。

一般に人以外の動物に感染するウイルスは人に感染しませんが、まれに動物由来と考えられるウイルスが人に感染することがあります。その場合、感染した人から別の人に、そのウイルスが感染することはありません。しかし、何らかの理由でそのウイルスの遺伝子配列が少し変わることで、ヒトからヒトに感染する新しいウイルスができあがることになります。新型コロナウイルスの発生原因はまだわかりませんが、こうした動物由来のコロナウイルスのなかでコウモリ由来のコロナウイルスに近い遺伝子配列をしていることが指摘されています。

このウイルスの感染の特徴は、2020年3月2日に厚生労働省の新型コロナ感染症対策専門家会議(以下「専門家会議」)からいくつかの特徴が指摘されています。

①症状の軽い人からの感染拡大が起こっていること。特に、若い人は感染しても症状が軽いことが多く、その人たちが活動することで、結果として中高年層に感染が及んでいること。

②感染者の約80%は他の人に感染させていないが、一定の条件を満たす場所において一人の感染者が複数人に感染させる事例が報告されていること。すなわち、ライブハウス、スポーツジム、ビュッフェスタイルの会食、スキーのゲストハウスなど、屋内の閉鎖的な空間で、人と人とが至近距離で、一定時間以上交わることによって、患者集団(クラスター)が発生すること。

③「クラスター」が次の「クラスター」を生むことが、感染の急速な拡大を招くと考えられること。

新型コロナウイルス感染症にかからない為には重要なことは

新型コロナウイルス感染症は、一般的なコロナウイルス感染と同じ呼吸器感染症です。したがって大きく分けると飛沫(ひまつ)感染と接触感染の二つの感染経路が考えられます。

飛沫感染:感染した人の飛沫(くしゃみ、咳、つば)と一緒にウイルスが放出され、周囲の人がその飛沫を口や鼻から吸い込むことで感染します。会話では1メートル、くしゃみ・咳をすると2-3メートルほど飛沫が飛ぶと言われています。そのため、感染者がマスクをすることで、周囲への飛沫を最小限にすることができます。その点で、感染者ないし感染を疑われる人がマスクをすることは有効です。

接触感染:感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後で、その手で周囲の物に触れると、感染者のウイルスがそこに付着します。この後に未感染者がその部位に触ると、その手にウイルスが付着してしまうことになりますが、これに気づかずに手で自分の鼻や目をこすったり、大皿から同じ食べ物を食べたりすると、感染がおこります。その点で、手洗いをこまめにすることに効果があります。特に、コロナウイルスはアルコール(70%以上)や界面活性剤(いわゆる石鹸)に弱いことが知られているので、アルコール消毒や石鹸による手洗いが有効です。

今回の新型コロナウイルス感染症においては、換気の悪い狭い閉鎖空間に多数の人が近距離で声を出すような状態が続く環境で、感染者がいると、咳やくしゃみがなくても複数の人に感染がおこることが知られてきています。そのために密を避ける、換気をこまめに行うなどの対策が必要になっています。

新型コロナウイルス感染症は、従来のコロナウイルスとよく似た症状を示しますが、新しい感染症で、特効薬や特別な治療薬がありません。従って、重症化した場合でも対症的な治療しかないため、死亡する確率が高くなっています。また、新型コロナ感染では、高齢者や基礎疾患のある人で重症化しやすいことで、10~40代では致死率が0.2%程度であるのに対し、50代では1.3%、60代では3.6%、70代では8.0%、80歳以上は14.8%と急速に上昇することです。この致死率は、インフルエンザが全体で0.01~0.1%程度であることを思うと、いかに高率であることがわかります。ワクチンの接種が始まっていますが、まだ十分な供給体制が整っていないため、感染をできるだけ予防し、重症者を増やさないことが現在でも重要なことです。

感染予防のためには特に以下の点に注意してください。

石鹸での手洗いや消毒剤を使った手指衛生を励行し、咳エチケットを守ってください(咳・くしゃみが出るときはマスクをする、ティッシュで口・鼻を覆う、袖で覆う)。

不特定多数の人々が集まる風通しが悪い場所を避けてください。特に、多くの人々が近 距離で話し合う宴会やイベント等は避けてください。

感染者が拡大している地域への不要不急の移動は控えてください。

咳、熱、だるさ、味がわからないなどの症状があったら、自宅待機をしてください。これは他の人にうつさないようにするためです。

 

自分が新型コロナウイルス感染症と感じたとき望ましい行動は

新型コロナウイルス感染症に感染した人の多くは、3日~14日ぐらいの潜伏期間(症状を示さない期間)を置いてから発熱・呼吸器症状(喉の痛み、咳)などの感染症状が認められるようになります。37-38度の発熱や呼吸器症状が1週間前後続き、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多いのが特徴だとされています。インフルエンザにくらべて軽めの症状がだらだら続くことが多いようです。

年齢によって異なりますが、全体でいうと80%ぐらいの人は軽症で終わり、1週間ぐらいで症状が軽快します。その点で、こうした場合は特に治療の必要はなく、自宅で安静にしておくことで十分です。むしろ他人に移さないように、家族や身近な人に移さないように気を付けながら、自宅待機していることが効果的です。

一方で、4日~1週間ほどたっても熱が続く場合や、呼吸が苦しくなったり、咳が悪化した場合は、肺炎を起こしている可能性があります。

新型コロナウイルス感染症のもう一つの特徴は、高齢者や基礎疾患のある人で重症化しやすいことで、10~40代では致死率が0.2%程度であるのに対し、50代では1.3%、60代では3.6%、70代では8.0%、80歳以上は14.8%と急速に上昇することです。他にもいくつかの特徴があります。

①発症早期は37度ぐらいで高い熱が出ない人もいる。一週間ぐらい熱が上がったり下がったりする。このため、熱があってもいつもとおり行動できる。

②子供では咳だけの症状の人も確認されている(若いほど症状が軽い傾向にある)

③潜伏期間は早いと3日ぐらいだが最長14日くらいの人がいる(十分な健康観察期間が必要)

咳、熱、だるさ、味がわからないなどの症状4日ほどしても治らないようであれば、かかりつけ医をお持ちの方はまず、かかりつけ医に電話して、診てもらえるかどうかご相談ください。かかりつけ医をお持ちでない場合やかかりつけ医が対応できない場合は「新潟県新型コロナ感染症コールセンター」にお電話してください。毎日24時間対応(土日・祝日含む)電話番号025-256-8275

身近な人が新型コロナウイルス感染症にかかった場合の接し方や関わり方

新型コロナウイルス感染症は現在でも変異を繰り返して、新種株が発生してます。国民のだれもが感染する可能性のある病気で、数年はこの状況が継続すると考えられています。

毎日インターネットには、大量かつ多様なニュースが流れており、その中にはフェイクニ ュースもたくさんあります。正しい知識の欠如と、社会にあふれる流言や誤報により、偏見や差別がでてくることに注意してください。すなわち、

①新型コロナウイルス感染症に感染した人への偏見や差別

②新型コロナウイルス感染症に関わる医療従事者への偏見や差別

などです。前者については、プライバシーが徹底的に侵害され、また後者ではたとえば、医療従事者の子供が学校で「バイキン」と呼ばれる例などです。また、宅配業者への心ない言動などもあるでしょう。

これらの偏見や差別を防ぐためには、正しい知識を持つことがもっとも重要です。感染者は犯罪者ではありません。新型コロナウイルス感染症は誰でもかかる可能性があり、また多くの人は軽症で、かつ治る病気ですから、ある意味では普通の風邪やインフルエンザと同じです。お互いがお互いをリスペクトして、それぞれが感染予防・対策の基本を守ればいいことです。感染予防の基本は飛沫感染と接触感染を避けることで、それは普段の風邪やインフルエンザの予防と変わりがありません。そうであれば、偏見や差別の根拠がないことがお分かりになると思います。

常に正しい知識を得ることを心掛け、冷静に対処してください。そして、いたずらにおびえたり、逆に危機感をあおったり、他人に偏見をもって接することのないようにお願いします。この難局は国民の一人一人が正しい知識をもって、みんなで力を合わせて乗り切っていくことが何よりも重要です。明けない夜はありません。明るい未来を信じでもう少しの間、この新型コロナウイルス感染症に対峙していきましょう。

新型コロナワクチンについて

新型コロナウイルス感染症に対しての有効な特効薬はまだ開発されていません。したがって、現在のところ、ワクチン接種による感染予防対策が唯一の有効な方法です。

日本国内で現在導入が検討されている ワクチンは 3 種類で、

ファイザー・ビオンテック社の mRNA ワクチン

オックスフォード・アストラゼネカ社のベクターワクチン

モデルナ社の mRNA ワクチン  です。

新型コロナウイルスの表面にはスパイクタンパク質があり、これが感染するのに重要な役割を果たしています。つまり、このスパイクタンパク質との戦い方が分かれば新型コロナウイルスの感染を防ぐことができます。

現在、国内で接種が開始されたファイザー社製のmRNAワクチンは新型コロナのスパイクタンパク質を接種した人の細胞に作らせる働きがあります。これが細胞の表面に現れると免疫反応が誘導され、ウイルスに対する抗体が産生され、またウイルスを免疫細胞が直接攻撃できるようになります。mRNA自体はすぐに分解されて吸収されてしまい、遺伝子自体を体に取り込むものではありません。したがって、体がもっている以前からの遺伝子が影響を受けることもありません。

接種は筋肉注射で行います。1回目の接種の3週間後に2回目を打つ必要があります。ワクチンの量が限られているため、必ず予約をして接種を受けることになっています。接種の具体的な方法はそれぞれの自治体で案内を出しています。

ワクチン接種によって95%以上の発症予防効果や万が一、かかった場合でも重症化リスクの低下が期待されます。

しかしながら、ワクチン接種には副反応が一定の確率で出現します。副反応とはワクチン接種によっておこる様々な生体反応のことです。多くは注射部位の痛み、軽度の発熱などですが、まれにアナフィラキシーショックを起こすこともありますので、接種後15分間はその場にとどまって経過観察をする必要があります。接種場所には必ず医師が配置され、アナフィラキシーを起こした場合もすぐに対応できるように準備をしてあります。

花粉症、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などは接種が可能です。授乳中や妊娠中、免疫不全のある方も接種が可能です。

薬、食べ物、ペット、虫、ラテックスなどのアレルギー既往歴がある方は注意して接種が可能ですが、接種後30分待機して経過を見ることが必要です。

中等度から重度の急性期疾患のある方、別のワクチン や注射薬に対してアレルギー反応を起こしたある方はワクチン接種をしない方が良いでしょう。詳細についてはかかりつけ医や専門医への相談が必要です。

*予防接種健康被害救済制度について

予防接種では健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。

新型コロナワクチンの予防接種によって健康被害が生じた場合にも、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。申請に必要となる手続きなどについては、住民票がある市町村にご相談ください。

プレゼント内容

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